現在ところざわサクラタウンにて、ハルヒとらき☆すたの20周年記念イベント(SOS☆感謝祭)を開催中ということもあって、oさんと一緒に行くことになった。
昼前に所沢駅で集合、と適当に言っていたのだけれど、着いてからよくよく調べてみたらサクラタウンの最寄駅は所沢駅ではなく東所沢駅で、せっかく集合したのにそこからさらに20分くらい移動することとなってしまった。完全に自分が悪いが、幸先が悪い。
東所沢駅から歩いていくと、マンホールにガンダムとかハルヒとかデートアライブとかのイラストが描いてあって、それらをひとつひとつ見ていくのが楽しかった。
サクラタウンの傍にあった稲庭うどんの店で昼を済ませてから、サクラタウンへ。
ところざわサクラタウンとはKADOKAWAがクールジャパンの総本山の構築を目指して作られた、国内最大級のポップカルチャー複合施設である。
入るとすぐにあるのが、武蔵野坐令和神社。
手水屋がえらいスマートな作りで、令和の神社! って感じだった。
今まで観光で神社に行くことはままあったが、なんだかんだ御朱印をもらったのはこれが初めてかも。
SOS☆感謝祭のイベントの一環としてARスタンプラリーがあり、それを集めつつサクラタウンを見て回る。
陰謀表紙のみくるちゃんがめちゃくちゃかわいい、ということを改めて思ったりした。
お昼過ぎくらいではあったが、すでに角川食堂のハルヒ&らき☆すたコラボメニュー(焼きそばとチョココロネ)は完売だった。
SOS☆感謝祭の会場限定グッズは、イベント開始直後にほぼほぼ完売になってしまっており、1週間の経過したこの日にはすでに何も残ってはいない状態だった。
しかしこのあまりにも早すぎる完売の連続に運営さんが「会場に来さえすれば、受注販売をできるようにします!」と急遽決定してくれたおかげで、それがちょうど今日からスタートしていたので、どうにか欲しいものは受注販売で手に入れられそう。ナイス!
スタンプラリーも無事にクリアして記念しおりをもらい、ひとまずの目的は達成。
そのあとは角川武蔵野ミュージアムに行って中を見学していたのだけれど、ここがまたすごかった。
4階から5階までの2フロアをぶち抜きにした本棚劇場は壮観で、あのとんでもない光景を見れただけでも本好きとしては価値があった。
エディットタウン-ブックストリートというコーナーでは、ありとあらゆる本がありとあらゆるテーマで集められていて、右を見ても左を見ても、本! 本! 本!
しかもそれらの本は気になったら手に取って読むこともできて、マジで本好きの楽園みたいなところだった。
小説のコーナーはもちろん楽しいし、芸術がテーマのコーナーにはGAやらひだまりスケッチやらこの美やらが置かれていたり、むつかしい本のコーナーはマジで意味がわからない本ばかりでクラクラしたり、マジですごかった。
世の中って自分の知らない本がこんなにあったんだ、っていうものすごく当たり前の事実をまざまざと見せつけられた気がして、あれを全部読むのなんて到底不可能だろうというボリュームの暴力にぶん殴られた感覚だった。
1階に行くとマンガ・ラノベ図書館があり、ここもすごかった。
マンガと、あと特にライトノベルに関しては信じられないほどのありとあらゆる作品が収蔵されている。
あらゆるレーベルの作者さんの作品が、版元やらサイズやら完全無視で作者さんの五十音順だけで並べられているところは壮観で感動した。
当たり前だけど図書館のライトノベルのコーナーなんて、本棚ひとつあれば広い方で、ほとんどの図書館では棚の一角に有名作品が肩身狭そうに置かれているくらいなのだ。
それがここでは、1フロアまるまる全ての本棚が、全部ラノベ。しかも見ていくと古い名作から最新作までとんでもない品揃えで、マジで圧倒された。
特に古い名作なんて今となっては本屋では流通してなかったりもするので、ファミ通文庫版の「赤×ピンク」とか初めて見た。「猫の地球儀」とかもあった。
KADOKAWA関連だけなのかな……と思ってたら、ふつうにスーパーダッシュとかも置いてあったりしたので、マジで全部あるのかもしれない。
もしこの図書館が近所にあれば、通い詰めて昔の名作を読み漁ったりできるのに。
なんでこんな素敵なライトノベル図書館が、東所沢にあるんだよ・・・。
観終わったあとは、館内にある角カフェでSOS☆感謝祭コラボプリントラテを堪能。
俺とoさんで2杯分、みくるちゃんと、oさんがなんでもいいと言ったので、長門のプリントラテを注文。
1杯注文につきランダムでステッカーが配布されるのだけれど、これはキョンとこなたで、残念ながらみくるちゃんは出ず。
とりあえず見るもんは見た、ということで、東所沢から川越に移動。
すでに夕方だったので店じまいが始まりつつある中、oさんオススメの川越銘菓・いも恋(あんことさつま芋を餅粉の生地で包んだお饅頭)や、お抹茶アイス&わらび餅を食べ歩き。
そして夜になると、「どうしても川越の鰻を食べさせたい」と以前から言われていたので、川越で最初に食べるべき鰻の店、というお店へと連れて行ってもらった。
鰻重をがっつり食べたのでお値段は結構張ったものの、やはりというかそりゃあ美味かった。
鰻に関しては自分はあまり明るくないのだけれど、安いのは明確に皮がゴムみたいだったりして不味いのだが、そういうのとはさすがに次元の違う、美味しい鰻だった。
肝吸いは初めてだったのだけれど、これに関してはそもそも自分が魚の内臓が苦手だったので、お高くて美味しいお店であっても、そもそもの時点でちょっとまあ、という感じだった。・・・しかしそれを抜きにしても汁はとても美味しかった。
そのあとは川越のガヤガヤした街並みを歩きつつ、駅へ。
帰宅の際にぼんやりしていたせいか2度も降りる駅を間違えて、やばかった。
SOS☆感謝祭のグッズ受注販売は、会場に来場した人限定と言うだけのことはあって来場当日のうちに予約しないといけないということで、帰ってから慌てて注文をした。
届くのが楽しみだ。やはりハルヒは自分の中で、特別な作品だなと改めて思ったりなどをした。