AIがつけたタイトルです。
なんか書評タイトルみたいで、このタイトルで投稿するのかなり緊張する。
マジでそんな内容じゃないから。
「とは」ってなに? 知らんよ。
「宅録ぼっちのおれが、あの天才美少女のゴーストライターになるなんて。2」を読みました。
幼馴染ヒロインがすごくかわいくて、主人公のことをすごい好きなことが伝わってくるのに、誰もが憧れるような眩い光を放つ正ヒロインにかっさらわれていてかなりかわいそうでした。
恋愛小説としての精度はすごく良くて、ドキドキもするし焦ったい感じもするしとても良かったんですけれど、でも「宅録ぼっち」である必要性が薄れてしまっていたのが個人的にはあれかなーという感じでした。
やっぱりこの作品に期待しているものは音楽であって、まあそりゃ曲が作れなくなったみたいな音楽的なストーリーもあるにはあるにしろ、メインの軸が人間関係やそれに伴う心情に置かれていて、少し求めていたものとは違う感じだったかもという読後感でした。
あと急に出てきてちょっとだけ状況を動かしただけであと全部蚊帳の外にいた走詩先輩がかなり浮いてて、変でした。あれなんだったんだマジで……。いや、ストーリー的に必要なのはわかるんだけれど、あまりにも個性が無い”進行上の駒”でしかなさすぎて、他のキャラクター陣がみんないろいろ恋に悩んだり深掘りされているぶん無個性が際立ってしまっていてかなり残念でした。
これはつらつらと思ったことを書いているだけなので、気になったことを書き出してしまっているせいであんまり楽しくなかったのかなと思われてしまったらアレなのですが(そもそも人に読ませることを考慮した文章ではない)、作品自体楽しい作品であるのは間違いないです。ただ、ジャンルが音楽モノから恋愛モノになってしまっていただけであって。それが気になってしまっただけなので、気にならない方はふつうに楽しく読めると思うしいい作品だとも思います。
幼馴染を擁護していることからもわかるとおり、沙子派です。