東海大学海洋科学博物館が、2023年3月31日もって有料入館を終了するらしい(教育・研究に専念した機関になるらしい)ということを知って、それならと思って行くことになった。
水族館のために静岡に行ってきた。
当日バスが遅れて、ばらけつさんが先に乗ってるはずの新幹線に間に合うか間に合わないかくらいの状態になってかなりギリギリだったけれどどうにか間に合った。
道中は2週間後に迫った大喜利名人戦のお題をひたすら作っていた。こだまだったけれど、名古屋とか大阪に行くよりかなり近いと思った。
とりあえずは静岡に到着したらご飯を食べようということになっていたのだけれど、この日俺たちが向かったのは、なんかすごいでかいハンバーグが有名な炭火焼きレストランさわやか。
めちゃくちゃ並ぶという事前情報しか持っていなかったので、とりあえず店の様子だけ窺ってみようかということになった。
新静岡セノバというショッピングモールの中にあるようで、モール自体が10時営業開始で、さわやかは11時から。ということで1時間待てばとりあえず入れるんじゃないのかということで、10時を待って中へ。
まあまあいうてね一応10時の開店スタートダッシュなわけですからね……とヘラヘラしながらエスカレーターを登って行ったら、エレベーターで直行してきた先行チームがいたらしく俺たちの整理番号は19番だった。うそだろ……10時開場で、エスカレーターから直行してきたんだぞ……。
とりあえず整理券さえ持っていればあとは適当に他所で時間を潰してからまた戻ってればいいらしく、1時間ほど新静岡セノバの中をぶらつくことに。
なるほどね。あの異常な待ち時間は、その待ち時間を使ってショッピングモールで買い物とかしたりしててねって仕組みなのね……。
同じフロアの中にMARUZEN&ジュンク堂書店というもんのすごく広くてでかい本屋さんがあって、マジで1時間ここで潰してしまった。
凄すぎる。近所にあの規模の書店があったら、絶対に入り浸る。歩いても歩いても本棚が続く。
1時間待って、さわやかへ。
ハンバーグのさいずはでかいげんこつサイズと、やや小さめのおにぎりサイズがあって、ばらけつさんが「ちょっとヒヨっておにぎりにしようかな」と言い出したけど、なぜか肉には強気な俺は「げんこつにするぜ!」と言って、ふたりともげんこつになった。
ハンバーグが来るまでの間、紙をマットみたいにしてテーブルに敷いてもらったのだけれど、ばらけつさんがデザートメニューの広告みたいなのだったのに対して、俺だけさわやかの成り立ちとか店舗リストとかがいろいろ書いてあってさわやかの歴史を知ることのできる紙で、ばらけつさんが「いいなあ」と羨ましそうにしながら負けじと「へえ、メロンのアイスがデザートにあるのか!」とか言っていた。
ネットでよく見てたハンバーグの写真って、ふたつあるとかじゃなくって、ひとつの丸いハンバーグを割ってふたつにしてたのかよ。
ふたりとも「でかいハンバーグ」という情報しか知らなかったので、食べてみたらハンバーグなのに中がレアで、ふたりしてちょっと心配になってしまった。
調べたら品質管理がしっかりしているので、ハンバーグでもレアにして大丈夫なのだそうだ。
美味しかったけど今回はハンバーグがレアで提供されたことへの驚きの方が勝ってしまったので、次はもうちょっとレアのハンバーグを食べるぞ! という気概で臨みたい。
さて食事を終えたらいよいよ東海大学海洋科学博物館へ。
電車で移動してさらにバスの終点にあるので、本当にめちゃくちゃ遠いんだけど、そのぶん大学が運営しているという点からも期待は高い。
いきなり恐竜が出迎えてくれた。(水族館だけでなく自然史博物館もあって、これは自然史博物館の入り口にいる恐竜)
チケットを買ってる最中、いきなり信じられないくらいのゲリラ豪雨になった。
すげー大水槽。
サメとかがいて迫力があるし、スロープを登って大水槽の上の方を見に行くこともできる。
これが一般公開が終わってしまうというのはシンプルに勿体無いなあと思った。
サメもこの距離で見れる。
これはイワシの水槽。俺はイワシがぐるぐる回っている水槽を無限に見ていられる。
タコさん寝てるね。
このほかにも津波実験という、人工的に津波を発生させて、その津波がどのように陸地に襲いかかるかという実験も見ることができた。
海の生き物たちを見ることができるだけでなく、たとえば海にまつわる科学的な展示として波のエネルギーの発電だったり、海の研究を行うための基本的なことだとかを子供にもわかりやすいように展示してあったりして、教育的な意味でいえばかなり価値が高い水族館だなと思った。
海の生物たちの動きの仕組みを取り入れたロボットだとかの展示もあったりして、なかなか興味深い。
自然史博物館の方は恐竜の骨の復元図だったり化石だったりといろんな展示があったりして、こちらはこちらでおもしろかった。
恐竜の骨のスケール感がでかすぎて、ほんとにこのサイズの生き物たちがあっちこっち闊歩してたんか……と圧倒されてしまった。
これは帰る間際に食べた回転寿司。