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5/29 拓海、今回はごめんなんだわ

この日はデレマス大喜利の主催だった。

 

デレマス大喜利というのは「アイドルマスターシンデレラガールズ」に関するお題が出たりアイドルを使った企画大喜利をやったりする会で、今回で(ナンバリングタイトルでは)9回目の開催となった。

このコロナの情勢の中では生大喜利ではやってなかったため、2年半ぶりの開催となった。

前回優勝した手すり野郎さんは「優勝旗を返還するまでが王者の仕事だと思っている」と常々言っていて、俺としても自分の抱えているイベントの中ではかなり思い入れのある方だし何より自分が優勝したい企画でもあるので、本当にやれて良かった。

2年半もやらなかったのは意味が分からないと思う。コロナが迷惑すぎる。

 

 

note.com↑イベントの内容は、こちらで回答ログや結果詳細を載せている。

 

「アイドル憑依大喜利トーナメント」という企画を毎回のメインイベントとして開催していて、これはつまるところ自ら指定したアイドルひとりになりきったりその娘の要素を使ったり答えそうな回答を出すというかたちで競う企画で、プロデューサー(アイドルマスターのゲームプレイヤーはアイドルプロデューサー……平たく言うとマネージャーみたいな役割……を与えられている)として自らの応援しているアイドルを輝かせたいという気持ちのぶつかり合うイベントだ。

自分は普段から絵を描いたりSSを書いたり動画を投稿したりダイマ資料を作ったりとかそういうタイプの積極的なアイドルのPRを行なっているわけではないので、この企画はいわば大喜利やってるプロデューサー同士のプロデュース合戦みたいな様相を呈している。

自分も向井拓海担当プロデューサーとして、やはり彼女を優勝させたいという気持ちは強かった。

なにせ拓海は総選挙ではベスト50位圏内にまったく入れないしユニット総選挙でも箸にも棒にもかからない結果で、なんちゅうか拓海をどうにかこうにか応援するっていうかたちになると総選挙関連では今ひとつ本腰を入れてがんばりますかーというテンションになりにくいところもあるのが現状だ。

でも大喜利でならば、頂点に拓海を輝かせるということが決して非現実的でないところにあるという想いがあって、なんとかそれを成し遂げないとというのは、主催であるにも関わらず毎回思っているところだった。

 

2年半ぶりの生大喜利での開催という今回の憑依大喜利だったが、今までとは違う面がひとつあった。

普段は自分以外が憑依大喜利を主催することが無いため、いつも開催ごとに参加者の皆さんがぶっつけ本番でアイドル憑依を見せるかたちとなる。

けれど今回はスプシ大喜利が発達していたり、そこで鍛えてきた方々が参加されることもあって、事前にオンライン上でのアイドル憑依大喜利の練習会がいくつか散見された。

それ自体は勝手にやってどうぞというところで、俺も特に何も言及してなかったのだけれど、ひとつ自分自身が参加者という身になって考えた時に、練習会に参加すべきか否かというところで結構揺れた。

というのも、正味なところアイドル憑依大喜利は投入するアイドルを誰にするかという戦略性の高いルールであるため、できることならば本大会以外で手の内を見せたくはない。

特に本番が近い状態で、本番に選ぶつもりの無いアイドルでも、発想のつなげ方とかで似たようなものを使ってしまうと後の本番に響くなあという怖さがあった。

それは自分以外の人のものでも同じで、自分が想定していた戦略や、そもそものやるつもりのアイドルそのものを他の人にやられているところを見てしまったりすると、本番での自分の憑依大喜利に影響が出てしまいかねない。

そのため熟慮した結果、俺はそれらの憑依大喜利練習会を全てスルーして、自らの脳内でのイメトレのみによる、ノースロー調整で臨むことにした。

本番で使用するお題の選び方とかに影響があるとまずいなと思ったので、参加した方々のしがみとかもあまり見ないようにしていて、万一傾向が被ったお題が出たりとかしたとしても、それはお互い恨みっこなしでいきましょう、という心算でいた。

 

本番。

1回戦は城ヶ崎莉嘉を投入した。

城ヶ崎莉嘉は自分の中では隠し球というか、見せていない作戦のひとつを投入した感じだった。

もともと今回の憑依大喜利で用意していたのが、担当アイドルである拓海、亜季、そして莉嘉だった。

正直アイドル憑依大喜利において俺は拓海を投入しすぎているため、同一開催時に複数回やったとして通用するのかどうかが未知数だったため、少なくとも1回戦だけは拓海を温存したかった。

お題が拳銃ということで要素が近い亜季は避けざるを得ず、結果的に消去法で莉嘉をやることとなった。

まあ勝ちトナに進むにしろ負けトナに進むにしろ、莉嘉に正念場を任せるのはちょっと怖かったから、どんなお題にしても莉嘉だったとは思う。

莉嘉に関してはライブでの山本希望さんの明るくてはちゃめちゃな立ち居振る舞いがとても好きなので、そのラインを踏襲した生きている莉嘉をやりたいという気持ちがあった。あとあのテンションの高い喋り方がとても好きで、あの喋り方を真似したいという理由だけで、以前にオンライン憑依大喜利でやったこともある。好きだからやってみたいという意味では、かなり自分の中で印象深いアイドルだった。

けれどまあこの莉嘉がちょっとごちゃついてしまったというか、演出上で良かれと思ってやったホワイトボードの出し方が逆にノイズになっているという失態を犯してしまい、ふつうに敗退。

いつも小道具を持ち込む人が多かったのでそれの延長線上で許されるのではないかと思ったけれど、確かに主催者が自ら変なボードの出し方やったりしてたらそれはノイズにはなるよなあ。

それでも1票もらえたのはありがたかった。莉嘉に関してはまたそのうちリベンジしたい。

 

負けトナ2回戦は拓海。

あとが無くなったらもう拓海でいくしかない。

俺は1回戦で使い慣れていないアイドルを使って負けて、負けトナ2回戦で慌てて拓海を投入して勝ちに行くってことを何度繰り返しているのだろう。成長が無い。

拓海に関しては信頼を置いている憑依大喜利なので、なんというか今回もすごくすんなりペンが進んだなあという印象だった。

「『こんなアイドルは嫌だ。バイクに乗っている。』……バイクに乗ってるアイドルが嫌なのは分かってんだ」我ながら綺麗だなあと思った。

やはり慣れていて知り尽くしているアイドルだと、すらすら出てくるもんだなあ……と、改めてそういう勝負なんだということをやっと思い出した。

結果は審査員7人から1票ずつで、しっかり勝ち切れた。

 

負けトナ3回戦は亜季。

拓海でもいいんじゃない? と思ったけれど、この2年半で俺の中での亜季への好感度が以前に比べてもものすごく上がっていて、勝ち負けよりもここはとにかく亜季の憑依をやっておきたいという気持ちが優った。

過去の俺の亜季の憑依大喜利は、だいたいがガルパンの話をして負けている。

けれど今回は安易なミリタリーネタ、ガルパンネタに走らずに亜季らしい回答を心がけてやれたのは良かったと思う。

ただこの時、会場内で諸々のトラブルが発生しており(それの対応に追われていた俺がさすがに不利すぎるから、という理由で、他の回答者にいったんペンを書く手を止めさせたくらい)、それを原因にするのはあんまり良くないのだけれど、でもまあメンタル状態としては大喜利をやるのに十分な状態ではなかったと思う。

はっきりとペンが止まってた時間があったのを覚えているし。

しかしここでも1票もらえたのはとてもありがたかった。横で矢口美羽が爆ウケしていたのは聞こえてたので……。

 

結果、拓海と亜季という担当アイドルたちに関しては、すらっと回答が出せたのが、結局決勝には行けなかったにしろ、収穫と思っている。

結局2年半の間にアイドル憑依大喜利での立ち居振る舞いの仕方を俺自身が忘れてしまっていたところがあって、そこのチューニングがまったくうまくいってなかったのが敗因だと思う。

次(次は秋)は本当に、もうちゃんと、改めて勝ちに行く。アイドル憑依大喜利、本当に優勝したいのだ。

 

 

終わってから振り返ると、今回の憑依大喜利で十全に拓海と亜季をやれていたかというと、それは少し疑問があって。

大喜利プレイヤーとしての俺に多少の至らなさがある中で、拓海と亜季が最善のパフォーマンスをしてくれたのが今回の結果……という気持ちがある。

つまりは俺がもっとプレイヤーとしてしっかりしていれば、もっと良い結果が出せてたんじゃないのか、というところ。

つまりはまあ今回はものすごく不完全燃焼で、悔しい結果に終わってしまったということだ。

俺はもっと拓海や亜季をウケさせたいし、今回は使う場面が無かったけれど里奈や夏樹、涼、美世も輝かせたいと思っている。

大喜利を2年やってなかったツケを今払っているところなのだけれど、それにあいつらを付き合わせるのも悪いので……あと半年で、どうにか元の状態に戻して十全な憑依大喜利をやれるようにしたいと強く思った。

 

 

打ち上げ会場に行く時、先導していたプリンゴさんが道に迷いに迷っていて、それ自体は別に仕方ないからいいとして、後ろでついていきながらプリンゴタイムリープ説とか星新一ショートショートとか言っている時間があり得んくらい楽しかった。

あと移動中、完全にバス停のバスの前でプリンゴさんが立ち止まってしまって「バス乗るの?」みたいな雰囲気になった瞬間もあった。(バスから降りてくる人を避けてただけだった)

 

打ち上げもいろんな話ができてよかったのだけれど、最後の最後、OGAKUZUZさんキャベツさん電子レンジさんと淫夢の話をする時間があって、「あんなに良かったデレマス大喜利の日の最後の会話が淫夢で終わるのか……?」と思った俺は、慌てて他のテーブルに移ってアイドルの話をちょっとしたりした。

のとさわさんとガルパンの話をちょっとできたのもよかったけど、淫夢の話とかするよりも前にガルパンの話をもっとちゃんとするべきだっただろと思う。これは本当にそう。

今年はあんこう祭りが開催されるといいのだが……。

全然デレマス大喜利もこの時の打ち上げも何もかも関係ないけど、「羊狩りさんとのとさわさんが大洗の名所をいくつか回りながらラップバトルをして、それぞれの勝負で勝った方がその名所の食べ物を食べたり(ブリアンの鉄板ナポリタンとか浜勘のピザとか)名所を堪能したり(磯前神社の参拝とか潮騒の湯に入るとか)することができる」という番組企画を考えたけれど、考えたからどうなんだという話だった。

 

 

3104さんからお土産でラスクもらったのだけれど、めちゃくちゃ美味い。

 

 

twipla.jpこれは6/19のアイマスネタライブ。

自分も出るのだけれど、ネタの準備が……な感じ。デレマス大喜利が終わったから、そろそろ本当に本腰入れないといけないのだけれどなあ。